お正月飾り16 高野箒の餅花 (大)
真言宗総本山では、竹は利益を得ることができる植物であった為、竹の植栽が禁じられていました。
そのため、竹箒の代用として高野箒(コウヤボウキ)が箒にされていたと言われ、名の由来になっています。
正月の初子(はつね)の日に、その高野箒を束ねた箒に玉飾りをつけ、皇后さまが蚕室を掃くのに用い、その年の豊穣を願う儀式が行われていたと伝えられています。
万葉集に残された大伴家持の歌にも、その玉箒(たまばはき)が詠まれています。
「初春の 初子の今日の玉箒 手に取るからに 揺らく玉の緒」
みたてでは、しなやかで張りのある高野箒の枝に、米粒ほどの小さな餅をつけ、揺らく玉箒を想像しながら餅花に仕上げました。染司よしおかの紅皿から刷毛で一粒ずつ染めた贅沢な餅花です。
(大) 一〇、〇〇〇円(全長約八十センチ)※画像は大サイズ。(完売いたしました)
※十二月三日締め切り、売り切れになる場合がございますのでお早めに