こころ葉

美しいものを永く側におきたいと願う気持ちは今も昔も変わりません。平安時代には、贈りものに金銀糸や色糸でつくった松や梅を添える風習や紙の造花を頭に飾る風習がありました。その造花のことを「心葉」と呼んでいたそうです。また、心葉には「心」「心ばえ」という意味も含まれます。今いちど、人が花を飾るということに向き合って生まれた、ひとつのかたち。みたての「こころ葉」を仕立てました。

染司よしおかによる染紙をつかい、一箱の中に二種のこころ葉を納めました。二種を組合せて浮かび上がる景色もあれば、一種でも季節を感じていただけるようなものもあります。日本の四季折々のしつらいをお楽しみください。

<茱萸袋> 

茱萸袋とは、茱萸の実が入った赤い袋に菊の花を挿した飾り袋で、
重陽の節句に無病息災を願い、身につけたり身近な場所に掛けたりします。
これは茱萸の実を詰めた赤い袋を肘から下げ、菊酒を呑んで邪気を払う古代中国の習わしが宮中行事として取り入れられたことからはじまりました。

旧暦9月9日にあわせたしつらいとして、茱萸袋の中のモチーフの茱萸と菊の花をこころ葉に仕立てました。秋の訪れを感じていただけますよう。

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※ つくり花の商品となります。生花ではございません。