こころ葉

こころ葉

美しいものを永く側におきたいと願う気持ちは今も昔も変わりません。平安時代には、贈りものに金銀糸や色糸でつくった松や梅を添える風習や紙の造花を頭に飾る風習がありました。その造花のことを「心葉」と呼んでいたそうです。また、心葉には「心」「心ばえ」という意味も含まれます。今いちど、人が花を飾るということに向き合って生まれた、ひとつのかたち。みたての「こころ葉」を仕立てました。

染司よしおかによる染紙をつかい、一箱の中に二種のこころ葉を納めました。二種を組合せて浮かび上がる景色もあれば、一種でも季節を感じていただけるようなものもあります。日本の四季折々のしつらいをお楽しみください。

「葵桂」

今年は残念ながら中止となってしまいましたが、上賀茂神社と下鴨神社で毎年5月15日に行われる「葵祭」では、頭につける挿頭や牛車、社殿など、いたるところを御葵桂と呼ばれる二葉葵と桂で飾ります。これは一説によると、上賀茂神社の御祭神、賀茂別雷命の母、玉依比売が天上に上ってしまった我が子に会いたいと願い、葵楓(あおいかつら)の蔓を祭事に飾って再会を果たしたという神話に由来しているといわれます。
また桂と葵の葉はよく似た形状ですが、桂は天に向って聳えるのに対し葵は地表近くにあることから、桂を「陽・天・男」の、葵を「陰・地・女」の象徴とされ、対で表されます。
染司よしおかによる染紙で、この二葉葵と桂の二種を仕立てました。

※紙箱付き。
※商品代金の他に、送料箱代(2000円〜)が別途かかります。 
※ つくり花の商品となります。生花ではございません。
※ 写真はイメージです。
※定休日の都合上、(月)、(火)のご指定は出来かねます。